こんにちは。
現役医療通訳士Suzyです。
突然ですが、CBMSって知ってますか?
CBMSとは、Certification for Bilingual Medical Staffのことで、
医療スタッフの医療英語スキルを
TOEICスタイルで評価する認定試験です。
2024年8月予定
2024年11月9日(土)
中でも、CBMS Basic試験は
ハードルが低いので
医療英語学習初心者には
とってもおすすめです。
もちろん、CBMS試験は医療に特化している分
チャレンジングですが、
医療英語が理解できてくると
だんだん楽しくなってきますよ!
この記事では、家事や通勤の合間にできる
学習法も紹介しています。
隙間時間を利用すれば、
しっかり学習できます。
例えば、
忙しい子育て中の共働きママさんでも
- 毎日の子供の送り迎えの10分間医療系YouTube動画を聴く(リスニング対策)
- お昼休みの10分間テキストで学習(医学知識の習得)
- 通勤時間の10分間英語医療論文を読む(リーディング対策)
余裕があれば土日に反復練習
など、1日トータル30分
の勉強時間を作るだけで、
知識量がアップし、
耳もしっかり医療英語に慣れます。
毎日勉強を継続していくと、
確実に実力がつきます。
そうやって学習することで、
高得点が取れちゃうのが
CBMS Basic試験なんです!
今回は、英語医療通訳資格を持つ私、
Suzyがまず最初に受験した
「CBMS医療英語認定試験」をあなたに
オススメする3つの
理由と学習法をご紹介します。
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CBMS医療英語認定試験を受験するメリット3つと学習法
メリット1:誰でも受験できる!

最初のメリットはなんといっても、
CBMS医療英語認定試験には受験資格がないことです。
私は医療通訳試験を目指す前に
最初にこの試験を受けました。
どうしてCBMSを最初に受けようと
思ったかとういうと、
筆記のみで比較的
挑戦しやすかったからです。
(リスニングはありますが、
スピーキングはありません。2017年当時)
初心者にはおすすめです。
メリット2:オンラインで全国から受験できる!

2つ目のメリットは、
オンラインで全国どこからでも受験できることです。
国際医療英語認定試験CBMSは、
オンラインで受験できます。
私が受験した当時は試験会場に
出向いていましたが、
今はインターネット回線をお持ちの方なら
全国から受験が可能です。
ウェブカメラ付きのPC上で
Zoomを使って受験します。
詳しくはこちらのホームページをご覧ください↓
CBMS試験はリスニングとリーディングの
時間配分が半々です。
もしあなたが「医学の知識に自信がない」、
「医療英語をもっと学びたい」と
思っているなら、記事の下の方でお伝えする
学習法をぜひ行ってみて下さい。
もしあなたが「リスニングに自信がない」、
「もっと鍛えたい!」と思っているなら、
英語医療系動画を活用した
「シャドーイング」がおすすめです。
こちらも下の方で
お伝えしますので、ぜひご覧ください。
メリット3:練習問題集あり!

3つ目のメリットは、
主催者が制作した問題集があることです!
これは心強いです。
CBMS試験を提供する
(財)グローバルヘルスケア
CBMSプロジェクトより出版された
このワークブックは、
シンプルにリーディングとリスニングの
問題集です。解答とCD-Rがついています。
問題をひたすら解いていくスタイルです。
問題と答えが書いてあるだけなので、
ごちゃごちゃしていません。
受験する方は最低一回はトライしたい
問題集になっています。
*こちらは2020年に出版された新しいテキストです↓ 上記写真のテキストと内容が異なります。
教本だけでは医療英単語の学習に
自信が持てないと言う方は、
も一緒に学習するといいですよ。
この本は、「医療英語は難しい」という
私の先入観を一気に払拭してくれました。
どういうことかというと、医療英単語は
「接頭辞と接尾辞」に気をつけると、
簡単に覚えられるということです。
私は書かないと覚えないタイプなので、
この本を写経のようにノートに写しながら
頭の中で整理していきました。
不思議なことに、
「接頭辞と接尾辞」のおかげで
学生時代の受験勉強のような
無理矢理覚えた感が全くありません。
他にもおすすめする参考書は沢山あります。詳しくはこちらをご覧ください↓
以上、Suzyが考える
「CBMS医療英語認定試験」を受験する
メリット3つをお伝えしました。
その他の医療系英語検定・資格試験に関してもっと知りたい方は、こちらの記事をご覧ください↓
CBMS医療英語認定試験学習法:医学知識、リーディング、リスニング対策
医学知識の習得:テキストとWebサイト活用!

「医学の知識に自信がない」、
「医療英語をもっと学びたい」
と思っている方は、
『Enjoy Training
―国際医療英語認定試験への挑戦―
Basic Level 』、
『Enjoy Training
―国際医療英語認定試験への挑戦―
Advanced Level』や
などのテキストや参考書を使って
しっかり学習しましょう。
テキストに記載がないことや、
分からないことがあれば、
どんどんWebで検索してみましょう。
医学情報関連のWebサイト
- MSD Manual プロフェッショナル版の「医学辞典」(日⇆英など言語が選べます)
- からだと病気のしくみ図鑑
- 医療通訳に関する資料(厚生労働省のサイトから無料でダウンロードできます)
- 英語版薬のしおり
- MEDLEY(医療事典)
リーディング対策:毎日10分英語医学論文を読む!
CBMS試験には、英語医学論文などの
リーディングもありますので、
日頃から少しずつ英語医学論文に
触れるようにしておきましょう。
リーディングといっても、
そんなに長い文章ではないので、
家事や通勤の合間の10分を使って
毎日医学的な文章に触れる癖をつけて
おけば、独特の言い回しなどに慣れてきます。
グラフなども読めるようになっておくと
更にいいですね!
おすすめのサイト
- NEJM(しっかり読みたい方は購読できます)
- MSD Manual(日⇆英など言語が選べます)
- NHS(イギリスのサイト、症状の詳しい説明)
- Mayo Clinic(アメリカのサイト、病名、症状、検査など詳しく説明)
リスニング対策:医療系YouTube動画でリテンション・リプロダクション!
もしあなたが「リスニングに自信がない」、
「もっと鍛えたい!」
と思っているなら、
英語医療系動画を活用した
「リテンション・リプロダクション」がおすすめです。
リテンションとは、一時的に記憶すること。
リプロダクションとは記憶したものを
アウトプットすることです。
正確な字幕が出るYouTube動画を選べば、答え合わせができますね。
聞き取れないなら再生スピードを遅くしてみましょう。
おすすめYouTubeチャンネル・プレイリストはこちら↓
『Nucleus Medical Media』(患者教育・IC用治療説明アニメーション)
『Mayo Clinic』(患者教育・IC用治療説明動画)
『TED-Ed』内のプレイリスト『Getting Under Our Skin』、『Human vs. Viruses』(一般向け医療系アニメーション)
『Doctor Mike』(楽しみながら医療英語が学べる)
『Cambridge English in Medicine Student’s Book』(医師と患者の診察音声)
『Paul Bolin, M.D. 』(様々な診療領域をカバーしたレクチャーで、アメリカの医師免許USMLEなどを目指している方には特におすすめ)
Jessica Grayのプレイリスト『Medical』(医療英単語の解説)
『JJ Medicine』(医療英単語や疾患の解説)
『WebMD』(一般向け医療情報)
『Merck Manuals』(医療者向け医療情報)
『Osmosis』(医学生向けレクチャーアニメーション)
『RegisteredNurseRN』(看護学生向けレクチャー)
『Ninja Nerd Lectures』(医療系学生向けレクチャー)
『福島ドクターズTV』(一般向け情報番組)
『聖隷浜松病院チャンネル』(一般向け病院・治療紹介)
YouTubeに関して、
「音声が速すぎてついていけない」、
「字幕表示の方法が分からない」、
「自動生成字幕って信用していいの?」
と思っている方は、
こちらの記事の「YouTubeの使い方」をご覧ください↓
以上3つの学習法を、
ぜひ日常の中に取り入れてみてください♪
SuzyおすすめのStudy Routine↓
- 子供の送り迎えの10分間医療系YouTube動画を聴く(リスニング対策)
- お昼休みの10分間テキストで学習(医学知識の習得)
- 通勤時間の10分間英語医療論文を読む(リーディング対策)
土日に反復練習ができればなお良し!
医療英語がバンバン聞ける海外YouTubeチャンネルの解説はこちらをご覧ください↓
まとめ

CBMS医療英語認定試験を受験するメリットおさらい
- メリット1:誰でも受験できる!
- メリット2:オンラインで全国から受験できる!
- メリット3:練習問題集あり!『Enjoy Training―国際医療英語認定試験への挑戦―Basic Level 』、『Enjoy Training―国際医療英語認定試験への挑戦―Advanced Level』はマスト!
CBMS医療英語認定試験学習法おさらい
- 医学知識の習得:テキストとWebサイト活用!毎日10分!
- リーディング対策:英語医学論文を読む!毎日10分!
- リスニング対策:医療系YouTube動画でディクテーション!毎日10分!
いかがでしたか?
CBMSの学習は、
医療に特化しているため、
チャレンジングではありますが、
慣れるとだんだんと楽しくなってきます。
また、CBMSは合否を判定する試験ではなく、
TOEICのように何点獲得したかで
あなたの実力が見える試験なので、
気が楽ですよね笑
忙しい子育て中のママさんでも
毎日少しの隙間時間を使って
学習を継続していくことで
きっといい点数が取れますよ!
YouTube動画を活用するなど
楽しみながら学習してみてくださいね♪
Suzyのリアルなお仕事を詳しく書いた記事は、こちらです↓
オンラインセミナー開催します↓
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今回も最後まで読んで頂き、
ありがとうございました!
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